鈍恋diary
「やっぱり史ちゃんだったんだ?」
「ごめん!貴史君にお詫びするって言われて、断れなくて…夏帆に誘われてたの断ってたのに、ホントごめん」
貴史君と顔合わせるの嫌で断ってたのに、その本人と二人で出掛けてたとか…
夏帆と穂花に申し訳なくて、あたしは両手を合わせて頭を下げる。
「貴史君、なんか強引なとこありそうだし…ホノたちは気にしてないよ?」
「うん、それより何があったかの方が気になるかな?史ちゃん、その前から様子変だし…言いたくないならいいけど、悩んでるなら話してくれて大丈夫だから」
二人ともホントに心配してくれてるのがわかる。
でも、こんなこと人に相談していいのかな?
「あ…その前から悩んでるのは、コウ君のことだよね?ホノ、土曜日の帰りにコウ君に会って…コウ君も元気なかったから、聞いちゃった…ごめんね」
「え…何それ?私知らないけど、穂花いつ聞いたの?!」
「夏帆が降りた後だから…ホノしか聞いてないよ」
なんであたしが話してないこと、航希は喋ってくれちゃってんの?
「ごめん!貴史君にお詫びするって言われて、断れなくて…夏帆に誘われてたの断ってたのに、ホントごめん」
貴史君と顔合わせるの嫌で断ってたのに、その本人と二人で出掛けてたとか…
夏帆と穂花に申し訳なくて、あたしは両手を合わせて頭を下げる。
「貴史君、なんか強引なとこありそうだし…ホノたちは気にしてないよ?」
「うん、それより何があったかの方が気になるかな?史ちゃん、その前から様子変だし…言いたくないならいいけど、悩んでるなら話してくれて大丈夫だから」
二人ともホントに心配してくれてるのがわかる。
でも、こんなこと人に相談していいのかな?
「あ…その前から悩んでるのは、コウ君のことだよね?ホノ、土曜日の帰りにコウ君に会って…コウ君も元気なかったから、聞いちゃった…ごめんね」
「え…何それ?私知らないけど、穂花いつ聞いたの?!」
「夏帆が降りた後だから…ホノしか聞いてないよ」
なんであたしが話してないこと、航希は喋ってくれちゃってんの?