鈍恋diary

なんかこんなことしても、平然としてそうな気はするけど…

「お前…それヤバいから」

ヤバいって…平然とされるどころか、ダメ出し?!

ホントムカつく!!

「不用意にそんな顔すんな」

そう言って顔を背けた貴史君…

なんか、ちょっと照れてるみたいに思えて…

「可愛い」

無意識に口走ってた。

「見るなよ!…可愛いとか言われても嬉しくねぇし」

なんか意外だけど、貴史君ってめちゃ照れ屋??

顔を隠そうとしてるけど、真っ赤になってるの見えてるし…

いつもこんななら、可愛いくていいのに…もったいないよ。

「可愛いとか言われたせいじゃねぇからな?…お前がいきなりあんな顔するから…あ〜、もう、ホントお前めんどくせぇよ!何言わせんだよ!」

ヤバい…めちゃくちゃ可愛い!

「写メ撮りたいかも…」

「絶対すんな!…最悪、お前ホントムカつく」

頭抱えてる貴史君を見てると可笑しくて…

思わず笑ってしまった。
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