救世主になってみた




『知識とチカラは標準装備にしておきました、今すぐにでも活動しますか?』


ミカエルは俺の側にいる。


……


「天使が人間界に居ていいのか?」

素朴な疑問をぶつけてみた。


『サポートをするように付き人を付けます、と言いましたよね?』

「あぁ、確かに…」


ミカエルは自分を指差して


『サポートをいたします♪』


(°∀°)!?


「いいの!?」


『はい、私に出来ることならどんなサポートでもいたします♪』


「そうかっ!!ミカエルが居てくれるなら俺、頑張れるよっ!!

よろしくお願いします!!」


俺は、頭を深々と下げた。


異世界で知り合いは誰もいない。

そんな所で、例えついさっき知り合ったばかりとはいえ、天使であるミカエルがいる。


これはかなり違う。


知り合いが<いる>と<いない>とでは、こんなに気持ちが違うんだ…

実感だなぁ…


.
< 10 / 10 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

オムライスは世界を救う

総文字数/2,836

ファンタジー10ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop