ケイタイ小説
「かわいい?
え…!
恥ずかしいよ~!」

恵美子は ドキドキしていた。

“かわいい”
なんて生まれて初めて言われたのだ。


「そういえば、
絵理子は?」

恵美子は 一番気になっていたことを 聞いてみた。


しかし 女子達は
「え?
絵理子?
アソコにいるよ…。」

みんなの視線の先には
一人でポツンとしている 絵理子の姿が あった。


「絵理子…?」

恵美子は ビックリしていた。


絵理子は クラスでも 人気者のはずだ。

なのに みんな なんで 近づいて行かないのだろう?


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