ケイタイ小説
絵理子は 何も言えずに立ち尽くしていた。


「み、みんな…。
どうしちゃったの…?」


絵理子は震えていた。


恵美子は そんな絵理子を見て 楽しくなっていた。


恵美子は思った。

「せっかくの機会なんだし、
今までのぶんの仕返しだと思って
たっぷり
いじめてやろう(笑)」


恵美子は 絵理子に近づいていった。

そして 絵理子の机を蹴った。


ガシャン-


机が大きな音をたてて倒れるとともに
机の中に入っていた 教科書やプリントが 散らばった。


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