来ちゃダメ【短編ホラー】
4.どうして来たの?
ゆるしたわけじゃないけど…
心の中で、いいわけしながらも、
あやめは、公園に来ていた。
手には、ピンクのコイチゴちゃんを二つにぎりしめている。
「おそいな…」
もう公園に来てもいい時間なのに、
樹美は姿をあらわさない。
「また、お兄さんのとこに行ったのかな?」
とりあえず、お兄さんのマンションに行ってみる事にした。
部屋に入れてくれなくても、
これ、わたして、すぐ帰るだけだから。
あ…でも、これあげたら、
もしかしたら、中に入れてくれるかな…
ちょっと期待しながら、
あやめはドアチャイムを鳴らした。
何度ボタンを押しても、
誰も出てこない。
いないのかな?…
帰ろうとした時、
部屋の中から、物音がした。
「いるの?」
あやめは、窓から部屋をのぞいた。
心の中で、いいわけしながらも、
あやめは、公園に来ていた。
手には、ピンクのコイチゴちゃんを二つにぎりしめている。
「おそいな…」
もう公園に来てもいい時間なのに、
樹美は姿をあらわさない。
「また、お兄さんのとこに行ったのかな?」
とりあえず、お兄さんのマンションに行ってみる事にした。
部屋に入れてくれなくても、
これ、わたして、すぐ帰るだけだから。
あ…でも、これあげたら、
もしかしたら、中に入れてくれるかな…
ちょっと期待しながら、
あやめはドアチャイムを鳴らした。
何度ボタンを押しても、
誰も出てこない。
いないのかな?…
帰ろうとした時、
部屋の中から、物音がした。
「いるの?」
あやめは、窓から部屋をのぞいた。