海風の如く
ただし、その契約には代償が必要
それは元の時代での自分の存在の消滅───華蓮は今までの自分を捨てて、幕末で生き抜くことを決意した
そして、坂本は無駄な殺生はしない平和的解決のために、華蓮は新撰組と平和の両方を手に入れるために、それぞれ動き出す
新撰組の評判を上げ、民衆の誤解を解き、新撰組の立場を強くする
坂本龍馬に返事はしていないが、答えはもう決まっていた
このようにして、神風の如く走り続ける少女と新撰組の続きのお話
時代に抗う少女は
海風の如く
様々な方向に向きを変えながら
新しい未来を作っていく────