〈BL〉SecretLove〈短編〉《番外編》
「何でだか緊張してるんだ」
家族に会うのに
緊張してるというのも
変な話しだけど、
僕は内心ドキドキしていた。
「オレが あんな話しを
したからだよな?
ごめんな……」
別に信昌さんのせいじゃない。
「謝らないで」
信昌さんの手を握った。
店の中に入り、
予約名を言うと
席に案内された。
「将、信昌、
こっちこっち」
姉さんが僕達を
見つけて手を振っていた。
「お久しぶりです」
信昌さんが
両親に挨拶をした。
「そう、堅苦しいのは
止めにして二人とも座りなさい」
五年も経てば、
父さんも諦めがついて
僕たちの関係を
認めてくれていた。
「ねぇ信昌、
何で今更私達の
離婚の件を訊かれるわけ?」
そう、僕はあの日のメールに
信昌さんから聞いた事を
長文で姉さんに送った。
家族に会うのに
緊張してるというのも
変な話しだけど、
僕は内心ドキドキしていた。
「オレが あんな話しを
したからだよな?
ごめんな……」
別に信昌さんのせいじゃない。
「謝らないで」
信昌さんの手を握った。
店の中に入り、
予約名を言うと
席に案内された。
「将、信昌、
こっちこっち」
姉さんが僕達を
見つけて手を振っていた。
「お久しぶりです」
信昌さんが
両親に挨拶をした。
「そう、堅苦しいのは
止めにして二人とも座りなさい」
五年も経てば、
父さんも諦めがついて
僕たちの関係を
認めてくれていた。
「ねぇ信昌、
何で今更私達の
離婚の件を訊かれるわけ?」
そう、僕はあの日のメールに
信昌さんから聞いた事を
長文で姉さんに送った。