林檎ちゃんDays
「じゃあね、なんでなのよ? あんたさっき、まーこのことが好きって言ったじゃない? なんでまーこの気持ちに応えてあげないの? あんたも嬉しいことでしょう?」
僕は目を閉じた。頭の奥の方からガンガンと何かを叩くような痛みがした。それは奥の方から徐々に外側へと向かっていた。
違うんだ。違うんだ。まーこは好きだけど…

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