白馬の王子様は誰?~まさかの四角関係!!~
でもね、やっぱり人に自慢出来るような彼氏が欲しい。

だから……、今の私には、うっちゃんに頷く事は出来なかった。



「初めてだからこそ、私は好きな人と、手を繋いで、キスして。そうやって段階を欲しかったの。それだけは、わかっといて」



「……うん」



うっちゃんの真剣な目に、最後は頷くしかなかった。

そこまで否定したら、私はただの馬鹿だとも思う。

彼氏が誰でも良いわけじゃないけど。
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