白馬の王子様は誰?~まさかの四角関係!!~
13...その後(オマケ)
琉稀:惚れたきっかけ
「後でね?あ!琉稀、寂しい?」
「別に」
「だよね!じゃあねー」
新学期の今日。
ようやく、綾華から解放される時間が戻って来た。
それは、決して綾華に嫌気が差して来たわけではない。
どこに行っても、泊まりに来ても、手を繋ぐまでしか行ってない。
理性を保つのが難しくなってたんだ。
「お前、大丈夫か?」
「……さぁな」
遅刻も出来ねぇし、俺が崩壊に向かってる気がする。