白馬の王子様は誰?~まさかの四角関係!!~
私の事だけでなく、琉稀の事も知る翔ちゃんからだこそ、伝わった。

言われた通り、私は琉稀には自分の気持ちばかりを伝え、理解を求めてた。

頭ではわかってても、心のどこかで、いつまでも琉稀を独占しようともしてた。

…ダメだぁ、これじゃ。

念願だった幸せを手に入れたばかりなのに、もう無くそうになってた。



「あいつ呼んで来るから、ゆっくり話せよ」



「ありがとう、翔ちゃん」



翔ちゃんは微笑み、家に入って行った。
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