白馬の王子様は誰?~まさかの四角関係!!~
そんな姿に見惚れてると、煙草を消して立ち上がった。



「琉稀、また――…」



煙草の吸い殻を拾おうとした私を尻目に、琉稀は口を開いた。



「寂しい時は言えば良い。お前が寝るまで電話するか、いつでも駆け付ける。遠距離じゃねぇし」



「……うん……」



「大体、邪魔だったら付き合ってねぇよ」



「……うん……」



「お前じゃなきゃフってる」



「……琉稀っ……」



嬉し涙が、頬を伝った。
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