白馬の王子様は誰?~まさかの四角関係!!~
♥オマケ2
「ジングルベールジングルベ-ル、鈴が鳴るー♪そして私の心も鳴ーる♪」
「意味わかんねぇ」
時は経ち、高校2年の冬。
明日は終業式で、クリスマスイブ。
お互い進学し、琉稀の忙しさに泣きそうにもなったけど、サークルはフットサル同好会に入会しても幽霊部員だし、デートもしたし、うっちゃんのお陰で楽しく過ごせてた。
バイトも始めた琉稀。
琉稀自身にも、今ここで私を白い目で見て来てるお兄ちゃんにも説得されて、私は応援してる。
週3階の、幼児教室のスポーツインストラクター。
お姉さんの子供を可愛がる姿で、子供嫌いではないとわかってたけど、まさかバイトでまで関わるとは以外!
たまに、お姉さんに甘えて付き添いの付き添いでお邪魔してると、本当に格好いい。
私は本当の本当に本当にっ!
自慢の彼氏を持った!
何より、私は成長したと自分で言える。
こんな私が、琉稀の為にご飯やお菓子を作れるようになったんだもん!
差し入れしたお弁当も美味しいかどうか聞いたら頷いてくれた。
キャラ弁は、何故か怒られたけど。
「お前、すげぇな;;」
「それほどでもぉぉっ!完成!」
雑誌で見て、レシピがなくても自分の知るレシピで構成したクリスマスケーキ。
明日は我が家で翔ちゃん家族も含めてのパーティーだから特大。