メルヘンチック·レボルバー
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それからの時間は、あっという間だった。
お昼ご飯を作ってたら、妹が帰ってきて
その妹は変に気を遣って家を早々に飛び出していった。
大輔の、幸香に「幸哉」って呼ばせる作戦は、僕の独断で実行しないことに決まった。
あと、途中で大輔からメールが届いた気がしたけど……
やっぱり僕の独断で放置した。
突然鳴りだした家の電話に出て部屋に戻ると、机に突っ伏して眠る、幸香の姿が目に入った。
そのままにしておこう。
そう思ったけど、よっぽど疲れていたのかな、なんて考えたら、そのままにしておけなくて……
ゆっくりと僕のベッドに運んだ。
まぁ、いろんな意味で大変だったけどね。