罰ゲームでヤンキー君に告白されました。

龍也君は食べるのが早い。


大きな口で、三口くらいでぱくぱくと完食してしまった。
私もちょっと焦りながらいそいでパンにかじりつく。


パンを食べ終わると、彼は満足したのかゆっくり椅子から立ち上がる。



「よし、じゃあまた明日」

「は……はい」


取り残された私はポカンとしながら彼の後ろ姿を見送った。



……何?
一体、あれ何だったの?


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