運び屋の受難


「いった……」

少し体を動かすだけで、腰に鈍痛が走る。

隣で眠る男の寝顔を見つつ、昨夜のことを思い出した。

私が痛がっては楽しそうに笑うトオルさん。この人の性癖には呆れて物も言えない。

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