運び屋の受難



「じゃ、仕事に戻るんで」

「……精々気をつけて」

トオルさんから離れ、遠山さんのいる場所へ向かった。




今になって思う。

あの時トオルさんの忠告に耳を傾けていたら、こうはならなかったのかもしれない。

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