運び屋の受難


「ま、いっか」

私はそう口に出して目を閉じた。
まだ夕方だけどすごく眠たい。





そういえば、医者が来週末には退院だって言ってたな。

その日からまた、トオルさんに遊ばれる日々が続くのだろう。


それがもう私の日常になってきているけど。
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