運び屋の受難



相棒であるスクーターに跨り目的地に向かう。


難波は夜も人が多い。だからこそ、ここで待ち合わせる。
木を隠すなら森の中ってことらしい。

依頼人がそうしたいと言うならそうすればいいと思う。
警察がいれば逃げる、それだけだし。


待ち合わせは難波のとあるバー。
二十歳になった私はやっと合法的に入れる。今さら法律なんて気にしないけど。

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