もう人気者には恋をしない
「あの、私……お化け屋敷はもう無理です……ごめんなさいっ」
私は、正直に伝えて深々と謝った。
「え?……アハハッ、違う違う!
お化け屋敷の延長じゃないよ。
お化け屋敷は、ホントに終・わ・り♪」
「あ……違うんですか……」
かなりホッとしたぁ。
じゃあ、先輩はどこへ行くって……
「……美術部だよ」
「え?」
訊く前に、先輩自ら答えた。
美術部……って……
「ほら……映見ちゃんの絵。クマさん、まだ見てないからさぁ。
せっかくこうして会ったんだから、
一緒に……行きたいなぁって……」
「……先輩……」
絵のこと、覚えててくれたんだ。
しかも、一緒にって……
私は、正直に伝えて深々と謝った。
「え?……アハハッ、違う違う!
お化け屋敷の延長じゃないよ。
お化け屋敷は、ホントに終・わ・り♪」
「あ……違うんですか……」
かなりホッとしたぁ。
じゃあ、先輩はどこへ行くって……
「……美術部だよ」
「え?」
訊く前に、先輩自ら答えた。
美術部……って……
「ほら……映見ちゃんの絵。クマさん、まだ見てないからさぁ。
せっかくこうして会ったんだから、
一緒に……行きたいなぁって……」
「……先輩……」
絵のこと、覚えててくれたんだ。
しかも、一緒にって……