もう人気者には恋をしない
「……確かに私は、相葉君が好きですよ」
「えっ!?」
先輩が驚いた。でも、私は構わず続けた。
「可愛らしい顔をしてるけど、サッカーをしている姿はカッコいいなとも思います。気兼ねなく話せる男子も、相葉君が初めてでした。
でも……恋愛の対象かと言われたら、全然そうじゃないんです。ホントに、そんな風には見たことはないんです。
相葉君が私のことを友達と思ってるのと同じで、私も相葉君のことを友達と思ってるだけです」
……はぁ。言い終わったら、すごくチカラが抜けた。
これで、誤解はとけたかな?
「…………」
「……先輩?」
反応がない……
私の方はみてるんだけど、一時停止して動かない。
私の言ってること……意味不明だった?
「……かぁ」
「……はい?」
何か、ボソッと呟いた。
「ハハッ、そうか!友達としてね!
そうかそうか!アハハッ!いやぁ、マジでビビったぁ~!」
「…………」
意味不明……ではなかったみたい。
先輩はその後も、同じことを二・三回言って笑い続けた。
「えっ!?」
先輩が驚いた。でも、私は構わず続けた。
「可愛らしい顔をしてるけど、サッカーをしている姿はカッコいいなとも思います。気兼ねなく話せる男子も、相葉君が初めてでした。
でも……恋愛の対象かと言われたら、全然そうじゃないんです。ホントに、そんな風には見たことはないんです。
相葉君が私のことを友達と思ってるのと同じで、私も相葉君のことを友達と思ってるだけです」
……はぁ。言い終わったら、すごくチカラが抜けた。
これで、誤解はとけたかな?
「…………」
「……先輩?」
反応がない……
私の方はみてるんだけど、一時停止して動かない。
私の言ってること……意味不明だった?
「……かぁ」
「……はい?」
何か、ボソッと呟いた。
「ハハッ、そうか!友達としてね!
そうかそうか!アハハッ!いやぁ、マジでビビったぁ~!」
「…………」
意味不明……ではなかったみたい。
先輩はその後も、同じことを二・三回言って笑い続けた。