キミがナク
日常


「ん…」

朝起きると、眩しい光が目に入る。

昨夜来た猫はいつも朝にはいなくなっているから、夢と錯覚しそうになる。

それでも、布団についている綺麗な真っ黒の毛が、現実だと教えてくれるのだ。


< 2 / 21 >

この作品をシェア

pagetop