死神シシのお仕事事情~愛と命と死~
可愛い孫どうぜんのキセキちゃんだから、信じてあげたい…んだけど、
「死神さんが、三回おはようしたらおおおじさん連れていく。そういった。」
…この子は…死神が見えるのか…!
「おおおじさん!信じない?」
「…信じるよ。なんだってキセキちゃんだから。」
そう、【完璧】で有名な、キセキちゃんだもの。信じるよ。
「…三回おはようしたら、もうキセキちゃんには会えないのじゃ。」
「…おおおじさーん!!!」
わんわんキセキちゃんが、わしの胸の中で泣く。
上からも、胸からも、水が落ちて、我が着物を濡らす。
「死神さんが、三回おはようしたらおおおじさん連れていく。そういった。」
…この子は…死神が見えるのか…!
「おおおじさん!信じない?」
「…信じるよ。なんだってキセキちゃんだから。」
そう、【完璧】で有名な、キセキちゃんだもの。信じるよ。
「…三回おはようしたら、もうキセキちゃんには会えないのじゃ。」
「…おおおじさーん!!!」
わんわんキセキちゃんが、わしの胸の中で泣く。
上からも、胸からも、水が落ちて、我が着物を濡らす。