死んだ薔薇。
大好きな貴方にも、毎日花をあげたわ

あの子のように

屋根裏部屋に運ぶ食事の中に可愛い花を隠し味に入れてあげたの

縛られたままなのは少し可哀想だけど、

手が使えないから私が口まで運ぶ

食事の時だけにガムテープを剥がしてご飯を食べさせてあげるの

抵抗なんてしなくなってゆっくりと口を開く顔がたまらなく好き
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