死んだ薔薇。
エピローグ

鍵をかけたあの屋根裏部屋からは何も聞こえなくて寂しいけれど、

今でも私はとても幸せ

貴方とずっと一緒に居れる

人を好きになるってこんなに素敵なことだったんだと思うわ

けれど、なぜなのかしら?

家の中には私と貴方しかいないのに

いつもこうして誰かに向かってこれまでのことを話してしまうの

とても長い独り言

貴方は飽きてると思うわ
< 28 / 31 >

この作品をシェア

pagetop