俺とお子ちゃま彼女
☆第2章
「兄貴どうしたの?コンタクトあんなに嫌がってたのにさ。」
雪哉と小谷さんが付き合い始めて1週間が経つ今日、俺は眼鏡をやめコンタクトにした。
なんとなく嫌だったコンタクトだけど、小谷さんへの届かない想いに気づいた今…自分を変えてみたくなった。
「理由はねぇよ。なんとなく。」
雪哉に本当のことなんか言えない。
「そっか~。あっ!兄貴は好きな子とかいないの!?俺、協力できたらするし!」
…俺の中で何かが壊れた。
「…うるさい!出ていけよ…。」
雪哉に怒鳴ったのは何年ぶりだろう…。
「兄貴…ごめん…。」
雪哉は静かにそう言って出ていった。
お前が謝ることはないんだ…。
完全に俺の八つ当たり…。
雪哉のほうが先に小谷さんに恋してたし…
俺は雪哉に俺の気持ちを伝えていない。
雪哉はこれっぽっちも悪くないんだ…。
本当に…ごめんな…。
翌日━
学校に入ってすぐ、女子からの視線を感じた。
けど、その視線は他の奴に向けられたものだと思い平然と歩く。
雪哉と小谷さんが付き合い始めて1週間が経つ今日、俺は眼鏡をやめコンタクトにした。
なんとなく嫌だったコンタクトだけど、小谷さんへの届かない想いに気づいた今…自分を変えてみたくなった。
「理由はねぇよ。なんとなく。」
雪哉に本当のことなんか言えない。
「そっか~。あっ!兄貴は好きな子とかいないの!?俺、協力できたらするし!」
…俺の中で何かが壊れた。
「…うるさい!出ていけよ…。」
雪哉に怒鳴ったのは何年ぶりだろう…。
「兄貴…ごめん…。」
雪哉は静かにそう言って出ていった。
お前が謝ることはないんだ…。
完全に俺の八つ当たり…。
雪哉のほうが先に小谷さんに恋してたし…
俺は雪哉に俺の気持ちを伝えていない。
雪哉はこれっぽっちも悪くないんだ…。
本当に…ごめんな…。
翌日━
学校に入ってすぐ、女子からの視線を感じた。
けど、その視線は他の奴に向けられたものだと思い平然と歩く。