俺とお子ちゃま彼女
3月20日…だよな?
確か…今日じゃなかったっけ?
俺は弥生の部屋にあったカレンダーで確認した。
…。
「「今日じゃん!?」」
カレンダーを何回見ても今日だ。
「え!?だって…陽夜先輩に昨日『明後日ですね』って言ったら『うん』って!」
小谷さん…素で間違った雪哉に間違いを指摘しなかったんだ…。
見送りはいらないって意味が込めてあるのかもしれないなぁ。
「何時の飛行機なの?」
弥生が聞くと雪哉は言いづらそう。
もしかして…
「兄貴…ごめん。午前の便って聞いた。」
もう昼は過ぎている。
「陽夜先輩が行く前に兄貴に気持ちを伝えてほしくて弥生の家まで来たのに…本当にごめん…。」
俺の気持ちに気づいてたのか…。
「雪哉、昨日聞いてたなら昨日言えばよかったじゃない?同じ家に住んでるんだから!」
「言おうと思って兄貴の部屋行ったら、兄貴寝てたんだよ!起こすのも悪いし明後日なら明日の朝でいっか…って。」
だんだん小さくなる雪哉の声。
「朝って…今は昼じゃん!」
確かに朝じゃなくて昼だ。
でも朝は言えなかっただろ?
確か…今日じゃなかったっけ?
俺は弥生の部屋にあったカレンダーで確認した。
…。
「「今日じゃん!?」」
カレンダーを何回見ても今日だ。
「え!?だって…陽夜先輩に昨日『明後日ですね』って言ったら『うん』って!」
小谷さん…素で間違った雪哉に間違いを指摘しなかったんだ…。
見送りはいらないって意味が込めてあるのかもしれないなぁ。
「何時の飛行機なの?」
弥生が聞くと雪哉は言いづらそう。
もしかして…
「兄貴…ごめん。午前の便って聞いた。」
もう昼は過ぎている。
「陽夜先輩が行く前に兄貴に気持ちを伝えてほしくて弥生の家まで来たのに…本当にごめん…。」
俺の気持ちに気づいてたのか…。
「雪哉、昨日聞いてたなら昨日言えばよかったじゃない?同じ家に住んでるんだから!」
「言おうと思って兄貴の部屋行ったら、兄貴寝てたんだよ!起こすのも悪いし明後日なら明日の朝でいっか…って。」
だんだん小さくなる雪哉の声。
「朝って…今は昼じゃん!」
確かに朝じゃなくて昼だ。
でも朝は言えなかっただろ?