俺とお子ちゃま彼女
☆第4章
始業式━
今日から高3…またの名を受験生、そういう肩書きを持つ。
昨日は夏休み同様、雪哉の宿題の手伝いをしていた。
自分で言うのもあれだけど…俺って弟想いのいい兄貴じゃね?
でもそれはいいように言えばの話。
悪く言えば…甘やかしすぎだよな…。
寝不足だけど必死に目を開け、制服を着る。
そのあと朝ごはんを食べて、はみがきやら髪の毛やらいつも通りのことをして…必要なものを持ち家を出る。
しかし、1つだけいつも通りではないことがある。
「おはよ~唯兄!…って、あれ?また眼鏡にしたの…?」
そう。
俺は今日からまた眼鏡をかけている。
別にコンタクトが面倒くさくなったわけじゃない。
でも…コンタクトをする気にはなれなかった。
「…はよ。これからしばらくは眼鏡にしようと思ってな。」
「もしかして…小谷先輩のこと関係してる?」
…なんで弥生にはわかってしまうんだろう。
今日から高3…またの名を受験生、そういう肩書きを持つ。
昨日は夏休み同様、雪哉の宿題の手伝いをしていた。
自分で言うのもあれだけど…俺って弟想いのいい兄貴じゃね?
でもそれはいいように言えばの話。
悪く言えば…甘やかしすぎだよな…。
寝不足だけど必死に目を開け、制服を着る。
そのあと朝ごはんを食べて、はみがきやら髪の毛やらいつも通りのことをして…必要なものを持ち家を出る。
しかし、1つだけいつも通りではないことがある。
「おはよ~唯兄!…って、あれ?また眼鏡にしたの…?」
そう。
俺は今日からまた眼鏡をかけている。
別にコンタクトが面倒くさくなったわけじゃない。
でも…コンタクトをする気にはなれなかった。
「…はよ。これからしばらくは眼鏡にしようと思ってな。」
「もしかして…小谷先輩のこと関係してる?」
…なんで弥生にはわかってしまうんだろう。