俺とお子ちゃま彼女
「さぁ打ち合わせしましょ!ね?」


「え…えぇ。」


俺が促すと、すぐに打ち合わせが始まった。


1時間後━


「お疲れ様でしたー!」


打ち合わせが終わり、俺はすぐに事務所を飛び出した。


休むこともなく走り続けた。


「おかえり~」


俺の帰りを待っていたかのように玄関にいた母さんに「ただいま」と返す。


そして階段を全速力でかけのぼった。


「ゆ…唯斗!?」


バタン━


ドアを閉め、もたれかかる。


「はぁ…はぁ…。」


静かな暗い部屋で俺の息づかいだけが響く。


ちょっと落ち着いてから電気をつけ、ベッドに座る。


手紙を片手に深呼吸をした。


さっきしまった手紙をもう一度取りだし開く。


胸の鼓動が…はやい。


俺は心して…手紙を読んだ。


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