ミャウミャウにキスを。
ミャウ〜。

マンションを出たところで、
白い猫が、脚にすり寄ってくる。

可愛い。
私は猫が好き。
猫は良いな。
自由で、きままで。

白い猫を撫でると、
ゴロゴロっと鳴いて、
私にピッタリとくっついた。

「おい、白猫。お前はイイね。」
もう一度、撫でると…。


大きな光と、クラクション。
トラック‼

あっ‼

白猫が飛び出した。
私は、急いで追いついて、
白猫をぎゅっと…。


大きな光が、私達を包んだ。

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