sunflower



「本当は・・・
 明の前では強い俺でいたい。
 でも、俺・・弱いから・・・
 どこにいても、やっぱり俺は
 ダメなのかもしれない。」

「春が本当にダメだったら、
 私は春に惚れないよ。」

「ありがとう。
 最近・・気が弱くなってるのかもなっ。
 生きてる事が、恐い。」

ハハッと笑う春。

春には、そんな事言って欲しくない。

どうすれば、いいんだろう。


無意識に私の手は春の手を握っていた。


「明・・・
 泣いてるの?」

「な、泣いてないよっ!?」

やばい・・涙もうでちゃってるよ。

春の前で、泣きたくないの!

止まれ!!




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