sunflower

高校3年―summer





私はずっと部屋に引きこもってた。

お母さんが部屋の前に毎日三食、

ご飯を置いてくれてたのは知ってた。

でも、そんなの食べる気になれなかった。


三年になって、担任の先生は

再びまっちゃんだった。

まっちゃんは、忙しいだろうに

和達と一緒に

毎日私の家に来てくれた。

普通の先生だったらそんな事

してくれないよね。


そして二週間が経った。


「お腹すいた・・・。」


人間の体というものは嫌だね。

私は自分の胃袋を恨む。



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