sunflower
「バカだなぁ・・俺が頼んでんだ。
言ったって嫌いになったりなんかしない。
ただ・・・今だって、
明にとってのそいつはでかいんだろ?」
もう忘れたの。
忘れたのに、なんでだろう?泣きそうだよ。
「だから、俺はそいつを超えてみせる。
そいつより、大きい存在になるんだ。
だから・・・どんな人だったか
教えてくれないか?」
充洋は優しい。
だから私は、この人を選んだんだ。
この人には、春の事を話さなきゃね。
「一言で例えるなら・・・
“太陽”みたいな、人だったよ。」
私の目には涙が溜まる。
泣いちゃいけない、泣いちゃだめなんだ。