sunflower



「何よぉ。
 言いたいことがあるなら言いなさい。」

私は深呼吸をして気持ちを落ち着かせた。


「今でも・・陽介と付き合ってるの?」

「うん。めちゃくちゃカッコい・・」

「今すぐ別れな。
 アイツはやめといた方がいい。」

「なんで?なんで明がそういうこと言うの?」


さっきまでの由香の笑顔を消したのは、確かに私だ。


「私ね、陽介と中学が同じだったんだ。
 私、告白されたけど、アイツいろんな人と付き合ってて・・・」

「明にはわからないよ!
 陽介のよさなんてわからないよ!」


このままじゃ、由香はアイツの遊び道具のままだ!


私は、S公園で陽介にされたことを話した。




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