sunflower
「あ!きたきた!!」
私達は同時に由香の視線の先を見た。
確かにイケメンだ。
整った顔立ち、ワックスでいい感じに立たせてる髪。
背は高くて筋肉がすごい。
「和、おはよう!」
なんだ、由香ったらもう知り合いなのか。
「おっ由香ちゃん。おはよう。・・あ。」
その“かず”って人が私の方を見て一瞬止まった。
「え?和、明のこと知ってるの?」
「君、めいちゃんって言うんだ。」
「えぇー和って明みたいのがタイプなのー?」
「さぁ?あ、三人とも・・アド教えてもらっていい??」
「私は全っ然っいいよ!!!」
由香ははりきって私達よりも一歩前にでる。
「ねぇ、いいかな?」
“かず”は、何故か私の方を見て言う。
「いいよ。」
瑞穂がそう言ったから、私は頷いた。
「まじ!?やった。さっそく教えて~!」