一夜の過ち・・・からの恋


「違うよぉ~日にち変えてもいい?」


「しょうがないなぁ~
待たせた分今度は奢ってよ!」


「ごめん」


電話を切ってまた部内へ戻った。


「すみませんでした」


「・・・・・・」


パソコンを打ち続けてる。
返事無しか。。。


なんか用があったのか?とか
聞いてもよくない?


7時過ぎ
キーボードを打つ手が止まった。


「終わりました?」


「ああ・・・ありがとな」


「いえ あたし3/1もやってませんから」


「あっ!
小林用があったんじゃなかったっけ?」


「えっ?」


「合コンで新たな恋を見つけるだとか
なんとか言ってなかったっけ?」


今さらですか???


「もう断ったのでいいです」


「そりゃ悪かったな」


合コンは夕方の時点で断ってますから。。。



「手伝ったんでぇ~奢ってくれても
いいかとお・も・い・ます・けどぉ?」


ついつい さっきまでの会話が
以前の雰囲気のようで
気まずさがなく
前の様に言ってしまった。


「プッお前らしいや」


「あっ!嘘です!嘘です!
いいですいいです!
あたし帰りますね」


少し慌てて鞄を纏め
逃げるように出ようとした。








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