【完】翼龍 ヨクリュウ ~あたしとクールで腹黒な総長と~
やっとの思いで、つけおわると
バイクに乗る
豪快な音をたてて
走り出した。
曲がるとき傾ける身体が
アトラクションみたいだ。
心地のよいかぜに酔っていると
いきなり音がふくれあがった
涼を護衛するかのように
たくさんの単車が
あたし達を
かこんで 走っている
あたしのために、速度はあまり出していないが
こんなに囲まれていると
少なからず、怖くて
涼にしがみつく手を
強めてしまっていた
バイクに乗る
豪快な音をたてて
走り出した。
曲がるとき傾ける身体が
アトラクションみたいだ。
心地のよいかぜに酔っていると
いきなり音がふくれあがった
涼を護衛するかのように
たくさんの単車が
あたし達を
かこんで 走っている
あたしのために、速度はあまり出していないが
こんなに囲まれていると
少なからず、怖くて
涼にしがみつく手を
強めてしまっていた