【完】翼龍 ヨクリュウ ~あたしとクールで腹黒な総長と~
「え?ナン・・・のこと?
う、ゥチの・・・せ・い?
ねぇ、さな なにがあったの!」
本気でわからないのか、
慌てたように、戸惑いつつ美紀はいった。
あたしが口を開きかけたとき
後ろから声がした
「そこまでにしとけ。」
直さん?
また、美紀の助けに来たの?
美紀のスーパーマンか!?
そんなことを、思ってると
「校門の前で騒いでると、目立つよ~
せめて、移動しようよ」
と、幸。昨日のことが嘘みたいにオッスとあたしにまで挨拶して来る
どの、面下げて言ってんの?
と、思わず言いたくなる
荒れてるな。あたし。
でも、ほんとだ
いつの間にか、学校に着いていた
し・か・も
多くの野次馬に囲まれている。
まあ、美紀って目立つしね。
そこにいるだけで。
いまさらだけど、
は、恥ずかしい
“はずかしぬ“ってコーユー時に使うのかな。