【完】翼龍 ヨクリュウ ~あたしとクールで腹黒な総長と~
あたしは、脳内に教室を思い描く。
生徒A
「質問です!なぜ、さなは車に乗ってるのでしょう?」
Aは、手を挙げる
生徒B
「それは、きっと運命の出会いになる。
ラブストーリーの、始まりのイベントに決まってんじゃん。
突然、連れさらわれて・・・キャッ」
Bは、両手を頬に当てて顔を赤らめる
先生
「それは、面白い意見だ。ただ、悠貴って奴がイケメンとは限らないぞ?」
生徒B
「イケメンですよー絶対!」
生徒C
「涼達よりもでせう?」
コテッと首を傾けるC
生徒B
「ウグッ。なによ。そ、そうに決まってんじゃん。」
生徒C
「本当に?うろたえてますが?
ほんとは、思ってないのでせう。」
生徒A
「まぁまぁ、いいじゃない比べなくても」
『そ、そうよ比べなくてもいいに決まってるわ!!!』