【完】翼龍 ヨクリュウ ~あたしとクールで腹黒な総長と~
『ボーッとしてたら、まさかの急展開。
いったい何があったのか!?中継の西田さん』
脳内イケメンアナウンサー(あなた好みに変化自在)が同じく脳内のアナウンサーである、自分に語りかける。
『はい。こちら現場の西田さなです。
あたしにもわかりかねますが、急展開過ぎて
ついていけませんね。
二人ついては、依然話を聞ける雰囲気では
えー、ありません。』
なんて、脳内で受け答えて見るものの
目の前の
二人はまだ言い合っている。
もう、あたしのことなんて、眼にはいっていないようだ。
「君は何なら(何の勝負なら)できるのかな?
俺が、合わせてやるから選びなよ」
と、丁寧なのに怖い涼。
こんな腹黒涼を見たのは、交流会の・・・
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あ、ご飯食べさせてもらったときかー。
恥ずかしいことまで思い出しちゃった。
脳内から
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っと、
「いや、いいよ。
そんなことして、勝っても嬉しくないしね
涼くん。君が負けを認めないだろうから二度手間だ」
そういう、悠貴も挑発仕返す。
あーーーー。
もう。
ここは、公平にあたしが決めたげよう。
あたしは、二人に向かって叫んだ。
「ストーップ」
叫んだあたしに、
二人はピタッと言い合いをやめて
こっちをみた。