【完】翼龍 ヨクリュウ ~あたしとクールで腹黒な総長と~
そして、二人揃って
「あ。」
っと、口が動いた気がする。
絶対、忘れてたな。
ちょっとは、隠しなよ忘れてたこと!
「楽しそうにしてるとこ悪いけど、
あたしそろそろ帰りたいんだよねー
あたしが決めていい?」
そういって、微笑むと恐いもの見たかのように
二人とも頷いた。
失礼なとこはそっくりだ。
そうはいっても、何がいいのかな?
二人の勝負決着を平等につけれるようなもの。
あるかな?
そんなもの。
うーん。
思いつかない
「なににすんだ?
まぁ、なんでもいいけどな
ねぇ、悠貴くん?」
もう、悠貴に対するときだけ
わざとあの喋り方って
めんどくさいなあ。
うん。
スパッと決めれる奴がいいな。
部屋の中には
テレビゲーム
ビリヤード
卓球
ダーツ
がある。