【完】翼龍 ヨクリュウ ~あたしとクールで腹黒な総長と~
ピアノと撮れ
っという指令に従い写真に収める
すると、
♪♪♪♪♯♭♪♭♯
不快な音が続く
そんな曲がピアノから流れてくる。
ピアノの中に置いてある
レコーダーからのようだ。
怖いのか、さなは俺の手を強く握ってくる。
レコーダーがあんのを教えてやるかな。
そう、考えてたとき
どーーーーーーーーーん
その時、準備室の方から大太鼓の音がする。
その方をみると、
面白いメイクつきの
のメンバーが、
「みーたーなー」
と、白い浴衣をきた濡れた鬘(かつら)つきで現れた
怖くねぇけど、キメェ
必死に笑いを噛み殺していると
「ギャー」
さなが、俺を引っ張って全速力で走った
とにかく、走って西階段を駆け降りた。
さなが手摺りに捕まりながら、クルッと方向転換した
その時、
「い、やああああああああああああああああああああ。」
急に叫んで
いきなり手を離したのでふわっとバランスを崩した。
「っぶねー」
繋いでた手を引くようにして支える
すっげぇ
びっくりしたわ。
何だったんだ?
手すりを見ると
こんにゃくがセットされていた。
またかよ