【完】翼龍 ヨクリュウ ~あたしとクールで腹黒な総長と~

ってツンデレか?






夢中になって揉んでいたさなが、聞いてくる



「どうかな。」


「あ?いんじゃねーの。」


和むな。


ホワホワしながら手を任せていると







「ウワァ」

っというさなの叫び声とともに

ガタンとバスが留まった





揺れた拍子にさなが、俺の胸に倒れ込んでくる。



やべぇな


顔が赤くなっちまった


見られねぇようにしないと



慌てて、離れようとするさな。

グッと頭を押さえ込む





「もう少し、このままでいろ。」


え?っとすこし上を見あげてくる。





「見んな」



そういって、強く押さえた。




「く、苦しいよ。息ができない」


抗議されて、ハッとなる。

何してんだ。おれ



「わり。」



謝って、放して学校まで外の景色を眺めた。






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