大好きだよ?お兄ちゃん


「きゃあああっ!!」



木の根に足が引っ掛かり転んでしまった。


男の人たちを見る…



私を指差して…



気持ち悪くにやけていた…







そこからは走った。



何回転ぼうが関係なかった。




ただ…






「怖かった…お兄ちゃん…。」




怖くて怖くて。

助けてほしいって思って…一番最初にうかんだひとは



お兄ちゃんだった。





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