大好きだよ?お兄ちゃん
「うん?どうかしたの?杏ちゃん」

きょとんと首をかしげた。

「こんにっちわぁ~!姫美の姉の、北条 舞美デェース!! ようこそ! こんなクソみたいな妹の部屋へ!!」

? 頭にはそれしか浮かばなかった。

く…そ?


「ふざけんなよ、クソ姉貴!! 杏ちゃん引いてんだけど!!」

??

姫美ちゃんの口からくそワード出現。

「姫美…ちゃ…ん?」


「あ~! 終わったよ!!」

「てか姫美、まだ被ってたの? 私は仲イイコにはオープンなんだけど!!」
ゲラゲラ笑出すのはお姉さん。 顔は姫美ちゃんと似て美形だけど…?


「はーあ。 杏 」
機嫌悪そうに私の名前を呼ぶ。いつもの雰囲気は一ミリもない。

「な…なに?」


「今まで猫被っててごめん! 今度からは素でいくから よろしく!」




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