大好きだよ?お兄ちゃん
*直哉 side*

「おはようっ!」


起きたら杏が俺の上にまたがってる。

そしてもっと驚いたのが…

「なんで俺…制服着てるの…?」

ベッドの下には俺のパジャマがキレイにたたまれている…。

制服を着て寝たことなんてない。

ということは…

「あっ! 起きたから髪の毛は整えないでいいか!」

ニコニコした満面の笑みでパジャマ姿の杏が笑う。
しかも杏、パジャマちょーっとはだけてるし…
髪下ろしてるし…
朝だから体温少し温かいし…

「お兄ちゃん…?もしかして具合悪いの…!?」

顔をずいっと近づけてくる。 そして杏と俺の額がピッタリ。





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