大好きだよ?お兄ちゃん
「そおいえば時間…へーきなの?//」

赤面になりながら俺の心配をする姿。ヤバイ…//
と思いつつ時計を見ると…

「あ!! ヤベェ!!
5時過ぎてる!!

5時半の電車に乗るつもりだった俺は窮地に立たせられる。


「あと10分!!!!!!」

妹を部屋に放置し、急いで洗面所で顔を洗い、歯を磨く。 そして置き勉のお陰で軽くなったカバンをもち家を出ようとする。

すると…

「お兄ちゃん…朝ごはん…たべないの…?」

妹が目を潤ませながら近寄ってくる。はだけたパジャマで!!!!


「じゃあトーストだけ!」


赤くなった顔を背けながら玄関から飛び出した。


トーストくわえながらって…マンガかよ、と独りでツッコミながら。





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