大好きだよ?お兄ちゃん
7 文化祭
*杏 side*
お兄ちゃんとケンカして数日。
朝ごはんも夜ごはんも一緒に食べなくなってしまった。
いや…お兄ちゃんはご飯を食べてないかもしれない。
学校から帰ってきて…
すぐ寝ちゃって…。
朝に早く起きてシャワーを浴びてるみたい。
正直、寂しいよ。
寂しいし、お兄ちゃんの気持ちがわからないよ。
だって… 兄弟だよ?
すごい確率の中、お兄ちゃんの妹になれたんだよ?
私は頭があまり良くないから、お兄ちゃんの高校には必ず、絶対入れないし…
年だって離れてるし…
会えなかったのかも…
しれないんだよ…?
ただいまと聞こえたが、思わず無視してしまった
あの言葉の返事。
「おかえり…」
お兄ちゃんのドアの前で、小さく呟いた。
お兄ちゃんとケンカして数日。
朝ごはんも夜ごはんも一緒に食べなくなってしまった。
いや…お兄ちゃんはご飯を食べてないかもしれない。
学校から帰ってきて…
すぐ寝ちゃって…。
朝に早く起きてシャワーを浴びてるみたい。
正直、寂しいよ。
寂しいし、お兄ちゃんの気持ちがわからないよ。
だって… 兄弟だよ?
すごい確率の中、お兄ちゃんの妹になれたんだよ?
私は頭があまり良くないから、お兄ちゃんの高校には必ず、絶対入れないし…
年だって離れてるし…
会えなかったのかも…
しれないんだよ…?
ただいまと聞こえたが、思わず無視してしまった
あの言葉の返事。
「おかえり…」
お兄ちゃんのドアの前で、小さく呟いた。