大嫌いなアイツの彼女になりました。
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「おお、純香にしては綺麗だね」
「それ、ちょっと酷くない?」
部屋に入ったみおは、失礼な発言をした。
放課後、あたしのバイトが休みのため、二人で遊ぼうとなったあたしとみお。
そして、現在、みおを自分の部屋に招いた所。
「……はい、ミルクティーです」
あたしはみおにミルクティーが入ったマグカップを差し出す。
それを取ったみおは、
「どーもっ♪やっぱ分かってんね、純香は」
「何年友達やってると思ってるの?」
「あははっ、そうだよね」
みおが笑いながらミルクティーを飲む。
あたしも少し微笑んでから自分のミルクティーを飲んだ。
みおは昔からミルクティーが大好きなんだ。
まあ、あたしはみおが飲んでるから飲んでるんだけどね。
みおは少し飲んだミルクティーが入っているマグカップを机の上にトンッと置き、
「で?どうですか、望月相馬くんへの復讐は」